上海旅行2泊3日 その2

1:物価の基準がよくわからない。一応、1人民元=約14円ということになってる。しかし、それだと納得行かない。
 街中、それも渋谷センター街みたいなど真ん中で、肉まんが1元。離れたとこだと0.8元くらい。地下鉄が2元からで、遠いところで3,4元。これって、日本の感覚だと、1元=100円くらいの方がピンとくる。肉まんが100円で、地下鉄が200円~400円。
 ところが、逆に高いもの。たとえば、デジカメとかビデオとか、こういうのって、2000元から4000元くらいで売ってる。これは、日本だと3万から6万くらいだから、むしろ1元=14円の方が、納得する。ブランド物の服も同様で、14円くらいだと、ちょっとこぎれいなジャケットやコートが5,6万円で売ってるので、まあ納得。
 じゃあ、1元=14円とすると、肉まんが14円。地下鉄が30円~60円くらいって、これ、ものすげー安くないか?
 ピカピカのショッピングモールで、店舗は立派なのに客がいないでやっていけるのは、こういう理由なのかもしれない。食い物や電車賃など、生活必需品が安すぎるのだ。だから、客がほとんどなくても、ジャケット1枚売れたら、しばらくは食ってけるんじゃないか?

2:ついでに青島(チンタオ)ビールの値段は、コンビニでは4元くらい。つまり56円。これが、こじゃれたカフェに行くと、35元くらいになる。つまり550円くらい。10倍だ。日本だと、350ミリ缶が180円くらいで、それが店にはいると500円くらいになる。いくら高くても1000円だろう。つまりいいとこ5,6倍が限度だから、この10倍というぼったくり感はすごい。
 麻野は、「まあ、ビール一杯500円ならいいか」と思うけど、仕入れ値考えたら、無茶苦茶だ。上海は、安く売る店と高く売る店の差が、日本以上に激しいのだ。付加価値代、高すぎ。

3:たまたま帰ってきて朝日新聞ひらいたら、中国の代表都市の人口やGDPが載っていた。それみたら、一人当たりのGDP、だんとつで上海が高い。北京なんか目じゃない。残念なことに香港はのってなかったのでわからない。予想だけどいくらなんでも香港よりは低いと思うが……。
 中国の経済政策は、まずは、返還された香港周辺を活性化させて、次に上海、これから北京ということらしいが、今のところ、完全に成功してると思った。上海の発展はすさまじい。

話はだいぶ変わって。

4:電車の乗り方は無茶苦茶。降りる人いても平気で乗り込んでくる。もちろん、乗る前はならばない。団子になってドアを囲む。並ばないのは20年前の大阪と同じ。そういえば、ワシが子供の自分(つまり30年くらい前)は、走って席とってたなあ。でもまあ、上海も10年もしたら並ぶようになるだろう。

5:道端でやたら痰はいたり、手鼻かむおっさんが多い。しかし、いきがけの京成線の京成船橋駅でも、おっさんが「かーーー! ペッ」をやってたんで、まあ、あまり日本もえらそうなことはいえない。

6:ポスターの美男美女が、もうほとんど日本のセンスと同じ。昔の中国の美女って、「なんか、日本とセンスが違う」と思ってたけど、今はほとんど同じ。十分かわいいしきれいし、男もかっこいい。今、韓国のスターがもてはやされてるけど、そのうち中国もブレイクしそう。

7:テレビ見ると、ドラマが多い。ある時間帯は、どの局もドラマだった。逆にバラエティっぽいのはなかった。ドラマみてると、演技うまい。演出は古いが、演技が骨太で好感持てる。

8:繁華街には、歌舞伎町にいるような客引きが、もちろんいる。驚いたことに、3分の2くらいの確率で、ワシのことを日本人と思って話しかけてくる。残りは、中国語で話しかけてくるから、ワシを中国人と思ったか、あるいは中国語しか話せないのだろう。
 それにしても不思議だ。なんで、日本人とわかるんだ? 服装とか変わらないし、顔も東洋人としてはほとんど一緒だ。「カメラぶら下げたメガネと出っ歯」というのが日本人の典型といわれた時期があったが、そう見えるのかなあ。もしかしたら、ヒゲはやしていったんで、それが理由かも。上海でヒゲはやした人はみなかった。

9:みんな声がでかい。近くてもでかい声で話すので、自分が呼びかけられたのかと思って、道を歩いてても何度も振り返った。

10:信号は誰も守らない。「赤でもわたる」というレベルではない。信号の変化なんか、見てない。なんの関係もない。車が走ってきても、わたる。でもって、車は歩行者を優先しない。
 ワシの故郷の尼崎の出屋敷というところは、日本の中では比較的交通放棄が無茶苦茶なところだった。車道をどうどうと人が歩くような町。そこで育ったワシでも、当初はまいった。怖くて道をわたれないのだ。しかし、1日たったら片道4車線の道路でも、平気で赤信号を渡れるようになった。慣れてしまうと、そっちの方が楽しい。だって、自由自在やから。
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by asano_kazuya | 2004-12-02 00:58 | 身辺雑記