上海旅行2泊3日 その4

書いておいて、載せるのを忘れてた文章があったので、とりあえず、追加。


1:公衆トイレで、大をしてる人、ドアしめない。カギをしめないのではない。ドアしめない。ドアあるのにしめない。中国では、個室トイレがないという話をきいたことがある。長い溝が掘ってあって、そこでみんなしゃがむだけだという。今回、さすがにそういうトイレは見かけなかったが、そのメンタリティが続いてるのだろう。人前で、平気できばってた。おもしろいことに、旅行中に影響されたのか、ドアをしめない西洋人もみかけた。人は適応するのだなあ。

2:公衆トイレは少ない。その代わり、道路標識と同じような大きさの、「トイレまであと、100メートル」というプレートが道のあちこちに掲げられている。いってみると、有料。1元。つまり、肉まんと同じ値段。1元払うと、20分はいっていられる。
 「そうか、じゃあ、前の人がはいったあと狙ってはいればタダだな」と思ってたが、繁華街だと、係員がいて、全員から1元づつとっていた。さすが中国人。根っからの商売人だと思った。
 中はいると、男用の小用と大用の2種の便器が、すげーせまいところに隣接してる。意外なのが、金かくしがドアに向いてるということ。常々、日本だと、ドアにケツ向けてしゃがむのが無防備でイヤだったので、違和感もちつつ、納得してしまった。

3:ケンタッキーフライドチキンがものすごーく多い。マクドナルドよりも多い。ただし、日本のケンタとメニューがずいぶんちがってて、どっちかというとハンバーガー屋みたいな品揃え。

4:ユニクロがけっこうあった。中国で安く作ってもうけるだけじゃなく、市場にもしてるな、やるな、とニヤっとした。
 回転すしの元禄寿司がけっこうあった。味千ラーメンという、熊本ラーメンのチェーンをたくさんみかけた。店に、357店目とかかいていた。本当なら、すごい支店の数だ。

5:「ウェィ! ウェィ!」という言葉をよく聞いた。おっさんが、自分の家族に叫ぶというシチュエーションが多かった。多分、「おーい!」とかの意味だと思うんやが、英語の「wait!」に似てるのと、中国人は全体的に声がでかいので、叫ばれるたびに、自分が呼び止められてのかと思って、振り返ることがよくあった。

6:言葉のまったく通じない国の一人旅は、今回が初めてだった。今まで行った国は、連れ立っての旅行か、あるいは英語なりスペイン語なり、なんとかカタコトでも通じる国だったが、今回は、本当にコトバで苦労した。
 今思えば、漢字で筆談すればよかったのだが、ペンをもっていかなかったので、結局、身振り手振りと英語だけで話してた。
 ホテルとか、立派な店では英語も通じるけど、道端の、昼飯を50円くらいで食わせる店のおばちゃんには、英語なんか通じない。向こうは必死で中国語で話しかけるし、オレは英語で返事するから、まったくからまん。でも、なんとかわかるもんだ。
 「好きな材料取ったら、私が調理するから、ひとつ0.5元やからね」といってるし、「春雨もどうお?」といってるのも、わかった。不思議なもんだ。
 店を出る間際、「おいしかったよ」と笑みを浮かべて手を上げたら、それはまったく通じてなくて、「なんか、文句あるの?」という顔をされて、ちょっとへこんだ。
 人間は、コトバ抜きでコミュニケーションする方が、スリリングだ。ただ、疲れる。

7:それにしても、昼飯50円で、マッサージにいったら2000円はギャップある。日本の基準だと、1時間2000円のマッサージは安い。でも、日本だと、昼飯が500円でマッサージが5000円。せいぜい10倍の格差だ。それが中国では40倍。やっぱり高いものと安いものの差が激しすぎる。おそらく、マッサージは日本人などの旅行者しかしないから、旅行者値段になってるんだろう。

8:この辺から、個人的な話になるけど、一人旅は、自分が一皮むけるなあた、と改めて思った。あわただしい旅行で、これでは一泊二日と変わらないと思うほど、時間がなかったが、それでも薄い皮一枚くらいはむけた気がする。
 違う文化と出会うと、違和感がある。ずっと違和感もったままだと疲れるので、鷹揚に構えるようになる。そうすると、肩の力が抜けて楽になる。
 日本だと、肩がぶつかっただけで、ムカッとするが、中国だと、みんないい加減なので、そんなことでいらだってたらやってけない。店員の態度がつっけんどんでも、平気になる。なんというか、ゆっくり生きていけるようになったような気がする。
 人が少ないせいもあるんだろうけど、かかわる人の顔を、ちゃんと見つめながら日々を生きていかんと、つまらんなあと、おもった。
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by asano_kazuya | 2004-12-16 14:13 | 身辺雑記