ぼやき オブ ジジイ

JRの自動改札の「スイカを触れてください」という文章は、日本語として変や。……と思うが、みなさんどうでしょう?

東日本に在住していない人のために説明すると、スイカというのは、非接触型のICプリペイドカードです。これをセンサーに接触させると、データが転送されて、改札を通れる仕組みになっている。西日本でいう、「イコカ」も同じモンですな。

これ、ちゃんと文意を伝えるためには、「スイカで触れてください」という表現にしないといかんだろう。あるいは、「スイカを触れさせてください」か。

「スイカを触れてください」だと、改札のセンサーは関係なくなってしまう。「(ポケットの中で、あなたの手で、そっと)スイカを触れてください」という意味にとれてしまう。

屁理屈こねてるようやけど、改札通るたびに座りの悪い日本語を読まされて、マジで気持ち悪い。超イヤ。

日本語の乱れを嘆く論調というのはよくあるが、若者がしゃべってる分には、「別にええやん」と思う。新しい言い回しだったり、耳慣れない用法ではあるかもしれないが、日本語として根本的に間違ってるかというと、むしろあんまり間違ってないような気がする。

たとえば、「情けは人のためならず」や、「役不足」という言葉の意味を逆につかうのは、知識がないだけなので、そんなに気にならない。「チョー」とか「ウゼー」というのも、そんなの昔から似たようなの、あった。「的を得る」とか「人はすべからく幸せを求める」とか、別にかまわん。

でも、助詞が変だとすごく気持ち悪い。若者の言葉の乱れでも、助詞は省くことはあっても、間違ってることはあまりない。もちろんいい間違いはあるだろうが、本人が意図して使ってはいないだろう。

でも、JRの場合は、何人もの人がチェックして、「この文章でいきましょう」となったはずだ。それがアレかよと思うと、首をかしげる。早いうちに直してくれないかなあ。
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by asano_kazuya | 2005-02-18 22:55 | 身辺雑記