朗報のはずなんだけど……

今日の夕刊に、「がん細胞を自滅させるたんぱく質が見つかった」とあった。こういった記事を見るたびに、麻野は心臓がキューッっと縮む思いがする。

なんでか。

もしこの記事を余命数ヶ月のがん患者が見たらどう思うだろうか、とか。もし自分がその立場やったら、この記事読んだら、いてもたってもいられないんじゃないか、とか、ついつい考えてしまうのだ。

治るかもしれない。その可能性が、その記事にある。しかし、現実にはマウスだけに効いたとか、アメリカの話だとか、認可がどうとか、臨床試験がどうと、たちふさがる壁がやまほどある。それも、物理的な障害だけではなく、法律その他の人工的な壁も多い。

ダメもとで、そのたんぱく質、くれ!

そういう思いで、病室で抜けていく髪の毛を見たり、苦痛を耐え忍んでいる人がいるんじゃないかと思うと、しんどくなるのだ。
[PR]
by asano_kazuya | 2005-10-04 19:49 | 身辺雑記