おそるべし、竹村けいんち

a0016446_1933366.jpg書店で、ひさしぶりに竹村健一の本を目にした。竹村健一といえば、ある程度の年齢の人は誰もが知っていると思うが、頭髪を九一分けにして、パイプをくわえながら「だいたいやねえ」というのが口ぐせの、関西弁の評論家だ。

しばらくその存在を忘れていたが、なつかしくなって思わず手に取った。明日の日本の産業を占う本だ。目次に、「これから中心となるのは『あの世産業』」とある。



あの世産業?

少子高齢化が進んで、葬式産業が流行るということだろうか? いや、それだと冠婚葬祭産業だから「あの世産業」ではない。死後の世界を問題にする宗教っぽい産業とか、コールドスリープとか、そういうことだろうか。うーん、よくわからない。

竹村健一も、もうずいぶんなトシだと思うが、まだまだ社会を見る目が鋭いのだろうか。麻野には想像もつかない着眼点かもしれない。そう思い、中身を読んでみた。それによると……。(以下、適当な抜粋)


20世紀の産業はテレビを作ったり車を作ったり、わかりやすい産業だった。しかし、21世紀になって、ライブドアとか、何をやってるのかよくわからない会社がでてきた。仕事の進め方も、20世紀型の産業は人海戦術で泥臭い白兵戦だったが、21世紀型産業はジェット機で空中戦だ。金のもうけ方も全然ちがう。成層圏をつきぬけるように儲けるのだ。雲の上だ。地上からは見えない。20世紀の産業が「この世産業」だとすると、21世紀は「あの世産業」なのである。




なんじゃそりゃ?
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by asano_kazuya | 2005-12-15 19:30 |