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New machine

月曜日に変なプログラムを入れたらマシントラブル。OSが立ち上がらない。

今のマシンにして3年すぎた。ここんところの数週間、「そろそろ新調するか」と思い、パーツ屋のぞいたり、雑誌買いつつも、「でも、最近メモリ高いしなあ。もう少し待つか」などと及び腰だった。しかし動かないならしょうがない。今が買い時と火曜日秋葉へ行ってきた。

最新のものは高いわりにすぐに値が下がってガッカリするので、枯れた構成を考えた。CPUはATHLONのXP。あとは、それにあわせて適当に。で、CPU、マザーボード、メモリ、HDD、グラフィックボード(グラボ)、全部で5万円弱。グラボがもっとも高かった。

悩んだのがメモリ。マザーとの相性問題がシビアだということで、店員からはブランド品を勧められたが、貧乏性とギャンブル好きの性格が顔を出し、結局バルク品を購入。最悪、相性があわなかったときのために、買い替え可能になる保険には入っておいた。

家に帰って組みはじめる。とりあえず古いグラボで試してみようとしたが、スロットにはまらない。「そうか、差込みの形状が、この3年で変わったのか、いやあ、新しいグラボを買っておいてよかった」と、新しいのをはめようとするが、それもはまらない。「どうなってるんだ!」とあわてかけるが、よく見ると、単にはめてからロックするレバーがついているだけだと判明。それを解除したらはまった。ここは初志貫徹で、古いグラボをさす。

全部組み終わり、電源をいれるが、うんともすんとも動かない。「やはり、メモリの相性か!」と泣きそうになるが、マザーのマニュアルを読むと、グラボの電圧によっては動かないとのこと。新しい方に変えたら、無事CPUのファンが回り、バイオスの画面が表示される。

この時点で、もう深夜。朝11時に秋葉に行ったので、丸一日つぶれたことになる。

翌日、水曜日。XPのインストール。できない。どうしてもできない。まず、HDDのフォーマットができない。「やはり、メモリの相性か! そうなのか?!」と泣きそうになって、CDをいれたりだしたりを何度となくやり、祈るように画面を見つめる。

しかし、30分もすると、とにかくフリーズ。そのたびに店員に逆らった自分を呪い、すぐにでも秋葉にとんでいって、「メモリ、交換してください! ぼくが悪かったんです!」と叫びたくなる気持ちを押し殺し、色々試してるうちに、夕方を迎える。もう秋葉にも行けない。

あきらめて、古いマザーに新しいHDDを組み込む形で、いったんXPを入れなおしてみる。とりあえず、動く。これで、いったんネットにつないで、メモリテストのプログラムをダウンしてフロッピーにいれる。

ちゃんと入手できたか、古いシステムでこのテストをしてみる。古いシステムは安定してるから、バッチリ動くだろうと思ったが、なぜか動かない。なんどやっても動かない。これでは、このメモリテストのプログラムをちゃんと入手できてるのかどうかすらわからない。

もうあきらめて、また新しいシステムを組む。でもって、メモリテストをする。問題ない。「えええー! メモリのせいなんじゃないのお?」。わけがわからない。

この時点で、もう深夜。朝10時から悪戦苦闘したので、丸一日つぶれたことになる。

翌日、木曜日。だめもとで、ネットの情報をあさる。「このマザーの場合、OSのインストールができないことが多々あります。そういう場合は、メモリの電圧を変えましょう」との記述を見つける。

「これだ!」とやってみると、すべてうまく行く。あっさり。

「やったあ、安いメモリでも動くじゃん。得しちゃった!」と勝った気持ちになりかけて、「でも二日つぶれたよな」と暗くなりかけるが、「でも、メモリが安かろうと高かろうとそれは関係なかったよな」と思い直して立ち直る。結局、勝ったのか負けたのかわからない。勝ち負けの感情はシンプルな結果からのみ生まれることを学ぶ。

普段使ってるソフトを入れなおしたり調整したりする。それがほぼ終わった時点で、もう深夜。朝10時から悪戦苦闘したので、丸一日つぶれたことになる。でも、結果でたので、充実感。一杯やろうと酒をつぐが、風邪薬のんでるせいか、激マズ。おとなしく寝る。

今、その新しいマシンで、このブログを書いてます。速くて快適です。
by asano_kazuya | 2004-06-18 12:04 | 身辺雑記