ゲーム業界と景気回復の波

最近、「プログラマが足りないので、誰か紹介してほしい」という
メールがあちこちから来る。それで、色々、知り合いをあたってみるが
まったくもってどこもあまってない。人手不足なのだ。

去年までは逆で、「仕事ないですか」というメールがよくきたのに、
えらい様変わりだ。景気が回復してきているからかもしれない。

個人的な印象として、ゲーム業界は景気の波が他の業界に比べて
おそくやってくる。平成不況も、実感しはじめたのは、
せいぜいこの4,5年くらい前からだった。

その理屈から行くと、現在の景気回復がゲーム業界に影響をあたえるのも、
あと4、5年は先になるはずだ。しかし、なぜかプログラマだけは
先行して景気が回復している。

プログラマというのは、基本的に仕様書さえしっかりあれば、内容を問わず、
仕事ができる。だから、「ゲームの仕事だけではなく、ビジネスもしますよ」
というプログラマも元々多いし、仮に、ゲーム専門だったしても、ちょっと頑張れば、
横滑りが可能だと思う。すくなくとも、他の職種(絵描きや企画)よりは。

そう考えると、比較的景況の波がおそく訪れるゲーム業界の中で、もっとも
敏感に影響をうける職種がプログラマだというのは、合点がいく話だと
思っている。

単純な話、つぶしの効く職種がもっとも食いっぱぐれが少ないという
ことなのかもしれない。そういう意味では、ゲーム開発の職種では、
プログラマ、音楽=絵描き、企画の順でどんどんつぶしが利かなくなると。

この話題、あんまり深追いすると鬱になる気がしてきたので、この辺で。
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by asano_kazuya | 2004-07-10 12:21 |