桜玉吉

漫画家。代表作は「しあわせのかたち」、「幽玄漫玉日記」など。

「しあわせのかたち」は、ファミ通で連載していた漫画。元々は、ドラクエ2のキャラクターを使った、可愛い絵柄の漫画だったが、単行本の5巻あたりから暗黒舞踏ネタや自虐他虐おりまざった「しあわせのそねみ」シリーズが始まり、どんどん作風が変わり始める。「幽玄漫玉日記」にいたっては、精神錯乱と自虐が入り混じった、間違いなくオンリーワンの世界を作り上げている。

個人的には、自分が開発に関わった「トルネコの大冒険」をネタにした「トル玉の大冒険」というマンガを描いてくれてたのでスキというのもあるが、それを除いても、この人の感覚は自分にあまりにもマッチしていて、読めば読むほど癒される。

最近は、ビームという雑誌の広告用4コマだけを集めた単行本を出した。前代未聞ではないかと思うが、非常に完成度高し。

中年になって笑うことが減った自分にとって、こんなに笑わせてくれる漫画家は、数少ない。読めてしみじみ幸せと思える漫画家の一人である。不健康でいいので、いつまでも長生きしてください。


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*7月15日アップ「BGK:人間失格」の脚注です。
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by asano_kazuya | 2004-07-14 15:46 | BGK