散歩中の的外れ

「謎」ということばがある。
この前歩いていて、この言葉の語源は、「何だ」じゃないかと思った。

なぞの「ぞ」は、「誰ぞおらんか?」の「ぞ」で、「何ぞいな?」の「ぞ」。
「行くぞ」とか「やるぞ」の「ぞ」かどうかは、わからない。

なぞの「な」は、「何(なに)」の古語じゃないだろうか?

昔、「彼(かれ)」のことは、「か」と呼んだ。
夕方のことを「大禍時(おおまがどき)」とか「かわたれどき」とかいうが、「かわたれどき」は薄暗くなって、向こうにいる人が誰かわからないので、「彼は誰(かはたれ)?」といったことから来ているという。

これと同じように、「何」は「な」と呼んだのではなかろうか?

で、「何だ」の意味で昔は「なぞ」といっていた。
そして、不思議なこと、おかしなことが起きると、「これもまたひとつの『何だ』だな」というような意味で、「これもまたひとつの『なぞ』なり」とかいってて、そのうちだんだん普通名詞に転化していったと。

そこに、しな(←なぜだか変換できない)から「謎」という漢字がはいってきて、ミステリーを意味する「なぞ」という音とくっついたと、いうのではなかろうか。

えてして、こういう根拠のない想像は、まったく的外れだったりするがな。
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by asano_kazuya | 2004-08-20 09:53 | 身辺雑記