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人身事故のため、しばらく停車します

東京のJR中央線は飛び込み自殺が多いので有名だが、夏目漱石の「三四郎」を読んでいたら、甲武線の大久保駅での自殺の話が出てきた。甲武線というのは中央線の前身だ。

この本、明治41年に書かれている。ほぼ100年前だ。つまり、100年前から自殺で有名な路線なわけだ。中央線沿線に住んでいた頃は、通勤途中、しょっちゅう電車がとまって困っていたが、そんなに伝統のある特性だと知り、あらためて驚いた。

つーか。呪われてるんじゃないか?
数年前に、「中央線の呪い」という本がでた。これは、「一度住むと離れられない」という、いわば郷土自慢を、あえて「呪い」と冗談ぽくいっていただけだが、漱石の時代から自殺で有名だとすると、マジで呪われてるのかもしれない。

沿線にある皇居には、神主の総大将が住んでいる。一度大規模な「お祓い」でもしてもらったらどうだろうか。
by asano_kazuya | 2004-10-31 19:08 | 身辺雑記